オステオパシーは『 身体に優しい手技療法 』


 

1874年アメリカ、ミズーリ州のカークスビルで

医師アンドリュー・テイラー・スティルによって発表された医学です。

解剖学、生理学に基づき、西洋医学と東洋医学の良いところを合わせ持っています。

 

《考え方》

1.身体は1つの機能体である。

2.身体は自己調整機能と自己免疫防衛機能を持つ。

3.形と機能は互いに関連しあっている。

4.オステオパシーの施術は上記の3つに基付いて行われなければならない。

 

 

《分かりやすく説明すると》

1.身体は全身で一つの命を働かせております。

2.*自己調節機能とは・・・

  身体は寒ければくしゃみをしたりして、毛穴を閉じて体温を逃がさないようしたり

  熱ければ毛穴を開いて汗を出し、体温を下げようとしたりします。

  *自己防衛機能とは・・・

  鼻で呼吸することにより、空気に湿り気を与え、ウイルスや細菌の進入を防いだり

  それでも身体の中に入ってきたら、血液の中の白血球が戦ってくれています。

  (熱が出るのはそのためです)

3.形が決まれば機能も決まり、機能が決まれば形も決まります。

  とは・・・身体を構成する、筋肉・骨・内臓・血管・神経・リンパ管などのことです。

  *機能とは・・・働きのことです。

 

4.上記の3つの事を踏まえ

  オステオパシーの施術ではご本人の力(自然治癒力)が最大限に発揮できるよう

  様々な環境の中で身体の形と機能が上手くバランスをとって在り続けられるよう

  手助けをしなければなりません。

 

 

☆身体中を血液、リンパ、脳脊髄液など、液体が滞りなく流れることが健康の基本です。